Datahubノードの使い方

Datahubノードは、DeviceHubで取得したデータの加工、任意のタイミングのPLCからのデータ取得、PLCへの任意のデータの書き込み、DataHubへの任意のデータ送信を行うことができます。

DeviceHubのデータ取得 (生データ)

DataHubのTagにあるRAW Topicを指定します。RAW Topicのコピーアイコンをクリックし、Datahub SubscriptionノードのTopicに貼り付けます。msg.payloadにJSON文字列が渡されます。

DevieHubのデータ取得 (標準フォーマット)

DataHubのTagにあるIPSO Topicを指定します。この形式は、直接LoopCloudに送信可能なフォーマットです。あらかじめOMAの割り当てを行う必要があります。IPSO topicのコピーアイコンをクリックし、Datahub SubscriptionノードのTopicに貼り付けます。msg.payloadにJSON文字列が渡されます。

任意のタイミングのデータ取得実行

DataHubのTagにあるRAW Topicの一部を変更します。rawの部分をpollonceに書き換え、Datahub PublishノードのTopicに貼り付けます。任意の値を渡すとデータ取得が実行されます。

書き換え前

devicehub.raw.XXX.YYY

書き換え後

datahub.pollonce.XXX.YYY

PLCにデータを書き込む方法

書き込み可能なレジスタに限ります。DataHubのTagにあるRAW Topicの一部を変更します。rawの部分をwriteに書き換え、Datahub PublishノードのTopicに貼り付けます。書き込むデータは、JSON文字列をmsg.payloadに渡します。

書き換え前

devicehub.raw.XXX.YYY

書き換え後

datahub.write.XXX.YYY

書き込むJSON文字列

{"value": <書き込む値>}

任意のデータをDataHubに渡す方法

Datahubにデータを渡すことができます。Datahub PublishノードのTopicに任意の半角英数字を指定します。書き込むデータは、msg.payloadに指定します。指定できるデータは文字列、数値、真偽値です。

Datahub PublishノードのTopicは、DataHubのTopicで指定できます。

Topicをまとめて指定する方法

Datahub SubscriptionノードのTopicをまとめて指定できます。これにより、同じ処理の場合は、ひとつのノードの指定で済みます。Topic名の一部に記号「>」を指定します。

例) すべてのデータを取得する場合

>

例) Deviceに関連するすべてのTagを取得する場合

devicehub.raw.XXX.>

例) IPSO Topicすべて指定する場合

devicehub.standard.>