Incidents

ナビゲーションパネルのAlertsで設定したルールに従ってdeviceが異常状態になると、新しいインシデントが作成され、通知が送信されます。

ナビゲーションパネルのIncidentsを選択すると、発生したインシデントの状態が表示されます。

Events

company内のprojectで行った操作を一覧表示します。例えば、新しいprojectを追加や、新しいdeviceを追加などです。

ナビゲーションパネルのEventsを選択すると、表示されます。

Models

LoopCloudのモデルとは何ですか?

ループクラウドでプロジェクトにデバイスを追加する前に、デバイスモデルを作成する必要があります。モデルはプロジェクト固有のものです。 
特定のプロトコルパラメーター設定を使用してデバイスがLoopCloudに接続するための通信チャネルを開始するには、デバイスモデルを作成する必要があります。標準プロトコルには、HTTP、HTTPS、MQTT、MQTTS、LWM2M、DTLSを使用するLWM2Mがあります。さらに、カスタムデータブロックを構成できます。追加のプロトコルの説明は次の場所にあります。

デバイス接続のためのプロトコル
ループおよびIoT標準準拠

モデルを構成するときは、定義済みのセットから選択します。設定パラメーターを持つJSONファイルをダウンロードして、このファイルを使用してデバイスを設定できます。また、デバイスに追加のキーと値のペアが必要な場合は、パラメーターを指定できます。
モデルがデバイスによって使用されている場合、モデルを削除できません。モデルを削除する前に、デバイスを削除する必要があります。

モデルタイプ

LoopCloudでは、以下のタイプがサポートされています。

  • EMBEDDED
    任意のデバイスまたはスクリプトにて、LoopCloudでサポートされているプロトコルを使用してデータを送信したり、管理コマンドを受信できます。組み込みシステムは、コンピューターが制御するデバイス(例えば、Raspberry PiやArduinoボードなど)で完全にカプセル化された特殊用途のシステムです。
  • LOOPEDGE
    LoopCloudに接続するためのLoopEdgeデバイスをサポートするモデル。このモデルはEMBEDDEDモデルに似ていますが、リモートアクセスやクラウドのアクティブ化など、LoopEdgeの統合機能が追加されています。
  • POLL
    デバイスを継続的にポーリングするためのモデル。ほとんどの場合、実際のデバイスではありません。いくつかのレガシーシステムでは、httpインターフェース(SOAPまたはREST)を使用して、デバイスからデータを収集できます。LoopCloudのPOLLモデルは、データを送信できないレガシーシステムやデバイスを統合する方法を提供します。POLLモデルにより、LoopCloudはそれらのレガシーデバイスからデータを取得できます。もう1つのユースケースはウェブサービスです。たとえば、Nestはサーモスタットからデータを取得できるウェブサービスを提供します。この場合、実際のデバイスへの直接接続はありませんが、LoopCloudはNestセンサーからデータを収集できます。他の例には、電気自動車充電ステーションまたはスマート・カーが含まれる。

プロジェクトのモデルを作成する

モデルを作成するときは、いくつかのオプションを選択できます。この「入門ガイド」では、基本的な設定について説明しています。

  1. LoopCloudウィンドウの上部にある会社名をクリックします。
  2. Projectsをクリックします。
  3. ナビゲーションパネルで、[Configuration] > [Models ]を選択します。
  4. LOOPEDGEタブを選択します。モデルの種類も参照してください  。
  5. New Modelをクリックします。
  6. Device Model Editorで、CONFIGタブを選択します。
  7. Model nameを入力します。
  8. PREDEFINED SETSからモデルを選択してそのJSONコードを表示するには、事前定義済みリストのチェックボックスをクリックします。
  9. [SAVE]をクリックします。

例)
この例は、MQTT TLS / SSL接続パラメーター選択用のJSONコードを示しています。

{
  "mqttHostName": "%MQTT_HOST%",
  "mqttSslPort": "%MQTT_SSL_PORT%",
  "mqttServerCA": "%MQTT_CA_CERT%",
  "mqttUserName": "%MQTT_USERNAME%",
  "mqttPassword": "%MQTT_PASSWORD%",
  "mqttClientId": "%MQTT_CLIENT_ID%",
  "mqttReqTopicName": "%MQTT_REQ_TOPIC%",
  "mqttRespTopicName": "%MQTT_RESP_TOPIC%",
  "mqttDataTopicName": "%MQTT_DATA_TOPIC%",
  "remoteNetwork": "%REMOTE_NETWORK%"
}

モデル画像を変更する

デバイスのモデルを簡単に識別するために、ベンダーのイメージなどの特定のグラフィックスファイルをアップロードしてプロジェクトのモデルに挿入できます。jpgやgifなどの標準的な画像フォーマットがサポートされています。
※一度画像を設定したら、画像の変更はできますが、画像無しにはできません。

  1. LoopCloudウィンドウの上部にある会社名をクリックします。
  2. Projectsをクリックします。
  3. ナビゲーションパネルで、[Configuration] > [Models ]を選択します。
  4. 更新するモデルを探し、モデルの下部にある小さなカメラのアイコンをクリックします。
  5. [SELECT IMAGE…]をクリックし、変更したいイメージ画像を選択します。
  6. UPLOADをクリックします。

モデルを削除する

モデル がデバイスによって使用されている場合、モデルを削除できません 。モデルを削除する前に、デバイスを削除する必要があります。
削除したモデルは復元できません。

  1. [LoopCloud]ウィンドウの上部にある[ 会社名 ]をクリックします。
  2. 左側のナビゲーションペインで、[ PlojectList ]をクリックします。
  3. 削除するプロジェクトをクリックします。
  4. ナビゲーションペインで、[ Models ]をクリックします。
  5. モデルを削除するには、削除するモデル の下部にあるゴミ箱アイコン をクリックします。
  6. ダイアログボックスの表示を確認し[REMOVE]をクリックします。

プロジェクトの作り方

LoopCloudは、会社内の複数のprojectをサポートします。

projectを使用すると、特定のデバイスの管理を分離し、projectに含まれているデータを収集し、ユーザーとチームの役割を割り当て、データアクセス管理できます。プロジェクトダッシュボードは、デバイスステータスを可視化できます。

プロジェクトが設定されると、プロジェクトダッシュボードにプロジェクトの概要が表示されます。メッセージの統計的視覚化、デバイスの数、およびアラートとともに、サーバー側でどのサービスがアクティブであるかを表示します。ウィンドウの左側にあるナビゲーションパネルからさまざまなプロジェクト設定にアクセスできます。

プロジェクトを作成する

  1. ナビゲーションパネルで、ProjectListをクリックします。
  2. Projectsウィンドウで、New projectをクリックします。
  3. プロジェクトの作成ダイアログで、名前と説明を入力し、CREATEボタンを押下します。

     

     

 

  • プロジェクト名は英数字のみで、スペースや特殊文字は使用できません。
  • プロジェクト名はCompanyの中で一意である必要があります。
  • プロジェクト名は後から変更できません。
 

 

Projectsウィンドウで、新しく作成したプロジェクトをクリックして、プロジェクトダッシュボードを表示します。

 

プロジェクトを削除する

  1. CompanyのSettingsからPROJECTSタブを選択します。
  2. Project Listから削除したいプロジェクト名のごみ箱アイコンを押下します。
  3. 削除するプロジェクト名を入力し、DELETEボタンを押下します。
  • 削除したプロジェクト名は再利用可能です。

カンパニーの作り方

Companyとは、他の団体(例えば会社やビジネス部門)のデータと分離した領域であり、これによってデータのセキュリティを確保できます。各々のCompanyには、それ自身のTeam、Project、データ収集とデバイス管理があります。

単一のCompanyとしても、複数のCompanyをビジネス部門として利用するようにも作成できます。

単一のCompanyを作成する

  1. ログインした直後にある、Companiesの下のメインメニューでNEWをクリックします。
  2. 一意のカンパニー名と関連する説明を入力します。
    LoopCloudは、カンパニー名に基づいて自動的にドメインを作成します。
  3. CREATEボタンを押下するとCompanyが作成されます。
  • カンパニー名は英数字で、ハイフン(-)のみが許可されています。
  • 重複するカンパニー名は禁止されています。
  • カンパニー名を後から変更できません。
  • 削除したカンパニー名で再度作成できません。
例)

First New Companyという名前のCompanyの場合です。

first-new-company.litmus.pro


作成されたカンパニー名を押下すると、LoopCloudウィンドウに遷移し、上部にドメイン名が表示されます。

 

その他のCompanyを作成する

マルチテナント環境では、クライアント企業ごとにCompanyを作成できます。
大きな組織では、Companyを使用してビジネスユニットを表せます。

  1. その他のCompanyを作成するには、ウィンドウの左上にあるLoopアイコンをクリックします。
  2. NEWをクリックし、カンパニー名と関連する説明を入力します。

カンパニーを削除する

削除したいCompanyを開き、左メニューのSettingsからCOMPANYタブを選択します。

右側画面の一番最下部にあるRemove Company欄のREMOVEボタンを押下します。

入力欄に削除するCompany名を入力、DELETEボタンを押下します。

  • 先に該当Companyに含まれるProjectを全て削除しておく必要があります。
  • 削除したカンパニー名で再度作成できません。

 

 

LoopCloudの特徴

LoopCloudは、あらゆるタイプのハードウエア、デバイス、センサーまたは機械を安全に接続して柔軟に管理できるデバイスとデータ管理プラットフォームであり、すべてのIoTプロジェクトとその導入おいて広範囲の制御を提供します。
LoopCloudは、TCP / UDPプロトコルを使用して通信し、レガシーデバイスを含むあらゆるタイプのIoTデバイスのセンサーからデータを収集します。ネットワーク接続には、IPアドレス(WIFI、イーサネット、LoRa、Wi-sunなど)または非IPアドレス(Bluetooth、Zigbee、シリアルなど)があります。収集されたデータは、既存のエンタープライズアプリケーションに容易に統合されます。

さらに、Device Management Suiteを使用すると、異なる種類のデバイスから収集された豊富なデータセットを1つのウィンドウ内で視覚化できます。
LoopCloudプラットフォームはデバイスやセンサーの収集データにより、貴重なビジネス洞察を明らかにします。また、次の利点があります。

  • ビジネス要件を満たすデータ分析を可能にするカスタマイズ可能な構成
  • 既存のエンタープライズアプリケーションとデータベースとの統合
  • OMA(Open Mobile Alliance)標準に準拠したIoTデバイスとの相互運用性

 

接続 – 学習 – 視覚化

LoopCloudは、安全なデバイス接続のためのさまざまなIoTプロトコルをサポートしています。Loop and IoT Standards Compliance参照してください。

あらゆるタイプのデバイスをLoopCloudプラットフォームに接続します。

  • 組み込み機器
  • センサー
  • サードパーティのクラウドデバイス
  • モバイル
  • LoopEdgeゲートウェイ
  • HTTP ウェブサービスによる従来のシステム(SOAP / REST)

1つのシームレスなインターフェースで各デバイスの動作を追跡し、突きとめます。

正規化と統合

さまざまな構造からプラットフォームにデータが送信されると、Open Mobile Naming Authority(OMNA)LightweightM2M(LwM2M)オブジェクトおよびリソースレジストリで定義されているように、データは1つの標準フォーマットに正規化されます。

データは、LoopCloud・アプリケーションまたはサードパーティ製のエンタープライズ・アプリケーション・コネクタから利用できます。エンタープライズアプリケーションには、さまざまなデータベース、Big Dataプラットフォーム、ERP(Enterprise Resource Planning)、CRM(Customer Relationship Management)ソフトウエアなどのビジネスインテリジェンスツールが含まれます。

デバイスの管理

リアルタイムデバイスのデータとパフォーマンスを表示できるLoopCloudプラットフォーム内でデバイスの設定と登録をします。
このプラットフォームでは、デバイスを最新のファームウェアで有効、無効、更新できます。個々のデバイスをプロビジョニングするか、ブートストラップと登録メカニズムを使用して、デバイスをプラットフォームに一括展開できます。