カンパニー、プロジェクト権限設定

Projectにアクセスする権限を持つTeamとユーザーをCompanyに設定する方法です。

  1. CompanyにTeamを設定する
    • Teamを追加する
    • Team Nameを変更する
    • Teamにメンバーを追加する
  2. ProjectにTeamを設定する
    • TeamをProjectに追加する
    • Project Teamの役割を変更する
    • ProjectからTeamを削除する

1.TeamをCompanyに設定する

この手順は、「会社の作り方」の手順に従って作成したCompanyを更新することを前提としています。

 

Companyのダッシュボードから設定を行います。

Teamを追加する:

Companyを構成するチームを作成します。

  1. 左側のナビゲーションパネルの[ Settings ]をクリックします  。
  2. COMPANYタブを選択します。
  3. [Company Teams ]セクションに[ Team Name ]を入力し、[ ADD TEAM ]をクリックします。

あらかじめ定義されたTeamもこのリストに表示されます。これらのTeamは編集も削除もできません。

  • OWNERSチームのメンバーは、すべての機能とオプションについて権限があります。
  • LOOPINSIGHTSチームのメンバーは、LoopInsightsアプリケーションのみにアクセスできます。

    ユーザー定義Teamには次の編集アイコンが表示されます。 

 

 

Team Nameを変更する:

ユーザー定義のTeamのみが変更できます。

  1. 左側のナビゲーションパネルで[ Settings ]をクリックします  。
  2. COMPANYタブを選択します。
  3. Company Teamsリストで、編集するTeamを見つけます。
  4. 該当Teamの右側にある鉛筆アイコンをクリックし、[ Team Name ]フィールドを編集します。
  5. TeamName変更後、[ SAVE TEAM ]をクリックします。 

 

Teamを削除するには:

ユーザー定義のTeamのみが削除できます。

  1. 左側のナビゲーションパネルで[ Settings ]をクリックします  。
  2. COMPANYタブを選択します。
  3. Company Teamsで、削除するTeamを見つけます。
  4. Teamを削除するには、×アイコンをクリックします。
  5. Teamはすぐにリストから削除されます。

 

 Teamにメンバーを追加する:

Team MemberはLoopCloud登録ユーザーでなければなりません。LoopCloudはマルチテナントプラットフォームであり、セキュリティ上の理由から、ユーザー登録時に特定のCompanyに自動的にリンクされることはありません。したがって、Team Memberを追加する際に、ユーザーの一覧は使用できません。ユーザーはLoopCloudに登録したユーザー名をTeamに追加できるように知らせる必要があります。 

  1. 左側のナビゲーションパネルで[ Settings ]をクリックします  。
  2. COMPANYタブを選択します。
  3. [ Team Members ]セクションの[ Select Team ]ドロップダウンリストからTeamを選択します。
  4. UserNameを入力し、[ ADD USER ] をクリックします。

 

ProjectにTeamを設定する

プロジェクトチームは、ユーザーに適切な読み取り/書き込みアクセス権を構成できます。TeamをProjectに追加し、Team単位で読み取り/書き込みアクセスを設定します。

この手順は、「プロジェクトの作り方」の手順に従って作成したProjectが存在することを前提としています。

 

OWNER権限を持つユーザーは、アクセス権と読み取り/書き込み権限を設定できます。

 

TeamをProjectに追加する:

  1. 左側のナビゲーションパネルで[ Settings ]をクリックします  。
  2. PROJECTSタブを選択します。
  3. [ Project Teams ]セクションで、[ Select Team ]ドロップダウンリストから設定するTeamを選択します。
  4. [ Select Role ]ドロップダウンリストからReadまたはWriteを設定します。
  5. [ ADD ]をクリックします。

 

Project Teamの役割を変更する:

  1. 左側のナビゲーションパネルで[ Settings ]をクリックします  。
  2. PROJECTSタブを選択します。
  3. [ Project Teams ]セクションで、変更するTeamを見つけ、[ Select Role ]ドロップダウンリストからReadまたはWriteを選択します。
  4. ROLEはすぐにTeamに反映されます。

 

ProjectからTeamを削除する:

  1. 左側のナビゲーションパネルで[ Settings ]をクリックします  。
  2. PROJECTSタブを選択します。
  3. [ Project Teams ]セクションで、削除するTeamの行の×アイコンをクリックします。
  4. TeamはすぐにProjectから削除されます。

Alert通知

このalert設定は、LoopEdgeからLoopCloudへ渡ってきたデータを判定してEmailへalert通知させるサンプルです。

設定は、LoopCloudとLoopEdge両方に行う必要があります。

※設定が完了するとEmailによる通知がされますので、試した後は、必ず動作の停止をしてください。

  • LoopCloud側への設定
    LoopEdgeとの接続口になるModelを作成します。
    アラート通知(Email)の設定を行います。
  • LoopEdge側への設定
    LoopCloudとの接続設定やFlowへの設定を行います。

LoopCloud側への設定

1.LoopEdgeとの接続口になるModelを作成します。

ナビゲーションパネルのConfiguration-ModelsからModelを新規作成します。

「MQTT plain TCP connection Parameters」を選択して、SAVEボタンを押下します。
ナビゲーションパネルのDevuce Mgmt-Devicesを開き、右上部Singleを押下します。
先ほど作成したModelを選択します。
Model内は自動的に値が設定されたConfigが表示されます。
そのままCONTINUEボタンを押下します。
このModelの設定が記述されているJSONファイルが自動的にダウンロードされます。
このJSONはLoopEdge側への設定で使用します。

1-2.alert通知設定を行います。

ナビゲーションパネルのAlertsを選択します。
Action Listの右上部の+ボタンを押下します。
Add action画面にて、以下の値を設定してSAVEボタンを押下します。

・Action Template にEmailを設定
・Action Nameに「test action」を設定(任意の名称)
・Enter email 通知先のメールアドレス

 

Trigger Listの右上部の+ボタンを押下します。
Edit trigger画面のTRIGGERタブに以下の値を設定します。

ROULESタブを選択して、以下の値を設定し、SAVEボタンを押下します。

・Nameに「test Trigger」を設定(任意の名称)
・Activeチェックボックスをオンに指定
・Action Listに「test action」を設定
・Device Tag Listに「alert_tag1」を設定
・Subjectに「alert mail」(任意の件名)を設定
・Messageに「Warning! Check the alert.」(任意のメッセージ)を設定

2.LoopEdge側への設定

  2-1.LoopCloudとの接続設定を作成します。

DataHubを開き、画面上部のCloudConnectorsにて+ボタンを押下します。
Add Connector画面にてUpload JSONボタンを押下し、1-5のJSONファイルを読み込みます。
Name欄に任意の名前を設定し、Createボタンを押下します。

2-2.Flowのノードへ設定するTopicsを作成します。

DetaHubを開き、画面下部のTopicsにて+ボタンを押下します。
CloudConnectorsに作成した2-1で作成した接続先を設定し、Createボタンを押下します。

2-3.LoopFlowsへの設定

各ノードの説明

(1)Start(inject node
一定間隔で当該フローを実行するためのノードです。
手動で実行したい場合や一定間隔で当該フローを実行したい場合に使用するノードですので、PLC機器からのデータが接続されるような場合は不要です。
15秒間隔で実行するように設定しています。

(2)Create : Dummy data(function node
Demo動作用の温度のダミーデータを作成するためのノードです。
PLC機器からのデータが接続されるような場合は不要です。
温度のダミーデータを作成するコードを記述しています。

(3)Change : format1(function node
Create : Dummy dataノードにて作成した温度のダミーデータをLoopCloud側が認識できる書式へ変換するためのノードです。

(4)Change : Format2(json node
Create : Dummy dataノードにて作成した温度のダミーデータをLoopCloud側が認識できる書式へ変換するためのノードです。

(5)Connect : to LoopCloud(Datahub Publish node
作成したデータを指定したTopicへ保存します。
ノードの設定には、2-2で指定した名前を設定します。仮で「to_LoopCloud」と設定しています。

(6)Dump : data(debug node
受け取ったデータをdebug tabに出力します。

フロー設定
[{"id":"89b5debf.49fbf","type":"tab","label":"to LoopCloud_data"},{"id":"dfe622c7.b37e2","type":"inject","z":"89b5debf.49fbf","name":"Start","topic":"","payload":"","payloadType":"date","repeat":"15","crontab":"","once":false,"x":120,"y":120,"wires":[["10c962b8.5eba9d"]]},{"id":"4ebfb414.e0d09c","type":"debug","z":"89b5debf.49fbf","name":"Dump:data","active":true,"console":"false","complete":"payload","x":640,"y":280,"wires":[]},{"id":"10c962b8.5eba9d","type":"function","z":"89b5debf.49fbf","name":"Create:dummy data","func":"// temperature\ntemp_max = 28;\ntemp_min = 26;\ntemp = Math.random() * (temp_max - temp_min) + temp_min;\nmsg.payload = Math.floor(temp * 100) / 100;\n\n\nreturn [msg];","outputs":1,"noerr":0,"x":225,"y":120,"wires":[["9006a8a1.3bf3f8"]]},{"id":"9006a8a1.3bf3f8","type":"function","z":"89b5debf.49fbf","name":"Change:format1","func":"msg.payload= {\n \"timestamp\": 0,\n \"values\": [{\n\n \"objectId\":3300,\n \"instanceId\":\"0\",\n \"resourceId\":5700,\n \"datatype\":\"Float\",\n \"value\":msg.payload\n }]\n};\n return msg;","outputs":1,"noerr":0,"x":365,"y":120,"wires":[["24bab41f.f864ac"]]},{"id":"427a608d.6d52d","type":"Datahub Publish","z":"89b5debf.49fbf","name":"Connect:to LoopCloud","natc":"e300cf69.f432","topicname":"to_LoopCloud","x":640,"y":120,"wires":[]},{"id":"24bab41f.f864ac","type":"json","z":"89b5debf.49fbf","name":"Change:format2","x":505,"y":120,"wires":[["427a608d.6d52d","4ebfb414.e0d09c"]]},{"id":"e300cf69.f432","type":"Datahub Connect","z":"","ipadd":"127.0.0.1","port":"4222"}]

 

LoopCloud FAQ


Q: LoopCloudをどうすれば試す事が出来ますか?

 こちらのリンクからLoopCloudを使い始めることができます。


Q: LoopEdgeを使わずにLoopCloudを使う事は出来ますか?

 はい、できます。LoopEdgeはLoopCloudのクライアントであり、MQTT / LWM2M / HTTP(S)経由でデータを送信できるデバイス(またはスクリプト)であれば、LoopCloudで使用できます。また、HTTP(SOAP / REST)サービスからデータを要求するデバイスをポーリングします。


Q: デバイスのINFOタブに製造元やモデル番号などのデバイス属性が表示されないのはなぜですか?

 これらの属性は、デバイスによって送信されます。この目的のために特別なOMAオブジェクトが指定されています。また、ユーザーはDevice Detailsフォームでそれらを更新することもできます。


Q: デバイスが接続していない理由は何ですか?

 クライアント側の接続パラメータが間違っているか、又はファイアウォールの問題です。


Q: [RAW]タブでデバイスデータを確認できますが、[EXPLORE]タブに表示されないのはなぜですか?

 LoopCloudに送信されるデータは、 OMNA Lightweight M2M (LWM2M) 形式で受信した場合にメッセージを解析し[EXPLORE]タブで表示されます。


Q: データをどのように視覚化出来ますか?

 LoopInsightsを利用して可視化が可能です。


Q: Data Enricherを使用する利点は何ですか?

 レガシーまたはモダンなデータ構造のリアルタイムデータを、数回のクリックで標準化されたデータ構造に変換します。 Loop DataEnricherはLoop Cloudと緊密に統合されており、古いデバイスを最新のプラットフォームに移行することができます。


Q: Key-Value機能は何をしていますか?

 Key-ValueはPOLLモデルで使用されます。これは、Webサービスが1つで、それが異なるパラメータで複数回呼び出される場合です。この場合、値をKey-Valueに入れ、値の代わりにキーを使用します。


 Q: LoopCloudは別なクラウドサービスと連携が出来ますか?

 他クラウドサービスと連携は可能ですが、LoopCloudはクラウドサービスとなっておりますので、お客様専用の環境を作成する必要がございます。そのため、別途費用が発生します。


Q: LoopCloudに登録されたデータを後から変更することは可能ですか?

 後から変更することは出来ません。


Q: LoopCloudはAPIを利用する事が可能ですか?

 可能です。APIを使ってLoopCloudに登録されたデータを読み取ることが可能です。APIはこちらから利用が出来ます。


Q: Loop License Managerの使い方を教えてください。

 こちらの機能はLitmusAutomationパートナー向けの機能となりますのでお客様はご利用出来ません。


Q: BILLINGから料金プランを変更することが可能ですか?

 料金プランの変更を行う際は、弊社サポート窓口までご連絡ください。


Q: トライアルではどのくらいの容量を保存することが可能ですか?

 1デバイスあたり75MBまでとなります。超過した場合は古いデータから削除されます。また、保存期間は1年となります。


 

LoopCloudアカウント作成

https://litmus.pro にアクセスし、アカウントの登録を行います。はじめに、Registerをクリックします。

Usernameは、システムの中で一意にする必要があり、半角英数字で入力します。First nameとLast nameはあなたのお名前をローマ字で入力します。Emailはお使いのメールアドレスを入力してください。PasswordとConfirm passwordは任意のパスワードを設定してください。すべて入力後に、Registerをクリックしてください。

上で登録したメールアドレスに、no-reply@security.litmus.cloudからメールが届きます。メールの中にあるリンクを上のRegisterをクリックしてから5分以内にクリックすると、アカウントが作成されます。時間内にクリックが出来なかった場合は再度メールを送信することが可能です。

 

 

Apps

LDE(Loop Data Enricher)

Loop Data Enricherは、レガシーまたはモダンなデータ構造のリアルタイムデータを、数回のクリックで標準化されたデータ構造に変換します。 Loop Data EnricherはLoop Cloudと緊密に統合されており、古いデバイスを最新のプラットフォームに移行できます。

IoTプロジェクトに余分なETLツールを必要とせずに、ドラッグ&ドロップインタフェースを使用して、データフォーマットとモデルを即座に再構築します。 フル・スタンダード・データ・モデルのマーケットで2G、3G、4Gの帯域幅を節約しながら、セキュリティとACLはデフォルトで実装されています。 Loop Data Enricherは、多くの異種システムからのデータを集約し、正規化するために不可欠です。

利用時はONに設定します。

LDEの概要は「Loop Data Enricher Overview」を参照してください。

LLM(Loop License Manager)

Loop License Managerは、LoopEdgeデバイスのライセンスキーを生成し、オフラインのアクティブ化/非アクティブ化を実行します。

現在のところ、一般のユーザーは使用できません。

LI(Loop Insight)

LoopInsightは、内部サービスプロバイダまたはエンドユーザが直面する複雑な視覚化および分析を可能にします。

利用時はONに設定します。

LIの詳細は「LoopInsightの特徴」を参照してください。

Device Mgmt

 ProjectsにDevicesを追加する

各プロジェクトは、デバイス管理用のコンテナとして機能します。デバイスをプロジェクトに追加すると、ユーザーがプロジェクト内でアクセスできるデバイスのグループが作成されます。

デバイスを簡単に設定し、LoopCloudプラットフォームに登録できます。 リアルタイムのデバイスデータとパフォーマンスを表示できるLoopプラットフォーム内にデバイスの設定と登録をします。このプラットフォームでは、デバイスを有効、無効、最新のファームウェアに更新できます。個々のデバイスをプロビジョニングしたり、ブートストラップと登録メカニズムを使用して、デバイスをプラットフォームに一括展開できます。

DeviceMgmtによるDevicesの追加

Devicesには、Single、Bulk、およびDemoDeviceの3つのオプションがあります。この「スタートガイド」の目的のために、Singleを使用することをお勧めします。

  1. ナビゲーションパネルで、[Project List]をクリックします。 
  2. 更新するプロジェクトを選択します。
  3. ナビゲーションパネルで、[Device Mgmt] > [Devices]を選択します。
  4. [Devices]ウィンドウの右上にある[Single deployment]オプションをクリックします。
  5. [デバイスモデルの選択]ウィンドウで、モデルタイプのタブをクリックします。
      • EMBEDDED
        任意のデバイスまたはスクリプトにて、LoopCloudでサポートされているプロトコルを使用してデータを送信したり、管理コマンドを受信できます。組み込みシステムは、コンピューターが制御するデバイス(例えば、Raspberry PiやArduinoボードなど)で完全にカプセル化された特殊用途のシステムです。
      • LOOPEDGE
        LoopCloudに接続するためのLoopEdgeデバイスをサポートするモデル。このモデルは組み込みモデルに似ていますが、リモートアクセスやクラウドのアクティブ化など、LoopEdgeの統合機能が追加されています。
      • POLL
        デバイスを継続的にポーリングするためのモデル。ほとんどの場合、実際のデバイスではありません。いくつかのレガシーシステムでは、httpインターフェース(SOAPまたはREST)を使用して、デバイスからデータを収集できます。LoopCloudのポールモデルは、データを送信できないレガシーシステムやデバイスを統合する方法を提供します。ポーリングモデルにより、LoopCloudはそれらのレガシーデバイスからデータを取得できます。もう1つのユースケースはウェブサービスです。たとえば、Nestはサーモスタットからデータを取得できるウェブサービスを提供します。この場合、実際のデバイスへの直接接続はありませんが、LoopCloudはNestセンサーからデータを収集できます。他の例には、電気自動車充電ステーションまたはスマート・カーが含まれます。
  6. Device Model Selectウィンドウで、展開するモデルをクリックします。特定のプロトコルのモデルを見つけるには、右側のフィルタを使用します。

    必要なモデルプロトコルが表示されない場合は、[Configuration] > [Models]を選択してモデルを作成します。デバイスモデルの作成を参照してください  。

  7. CONTINUEをクリックして現在の設定ファイルをダウンロードし、デバイスを展開します。このファイルには、デバイスパラメータを設定するために使用できるJSONスキーマが含まれています。

Modelsからdevicesを追加する

次の手順は、「デバイス管理によるデバイスの追加」にリストされている手順の代替方法です。

  1. ナビゲーションパネルで、[ Project List ]をクリックします。 
  2. 更新するプロジェクトを選択します。
  3. ナビゲーションパネルで、[Configuration] > [Models]を選択します。 
  4. ウィンドウの上部にあるモデルタイプ、EMBEDDED、LOOPEDGE、またはPOLLをクリックします。
  5. 目的のモデルを探し、モデル内のプラス記号(+)をクリックします。

    必要なモデルプロトコルが表示されない場合は、「Configuration」>「Models」を選択してモデルを作成します。モデルの作成参照してください。
  6. CONTINUE  をクリックして現在の設定ファイルをダウンロードし、デバイスを展開します。このファイルには、デバイスパラメータを設定するために使用できるJSONスキーマが含まれています。 

デバイスが[Dashboard:Device Mgmt] > [Devices]に表示されます。

Devices Dashboardの紹介

ダッシュボードの特徴や機能を以下の例で紹介します。

デバイスダッシュボードの例)

  1. Device ID
    これはシステム生成のデバイス識別子です。このリンクをクリックすると、次のタブ・ページ(INFO、MAP、EXPLORE、RAW、MQTT、LOG)に表示されるデバイス属性および詳細を調べることができます  。
  2. Status
    デバイスのステータスはマウスオーバーツールチップで表示できます。
  3. Action
    デバイスのステータスを変更します。Block、Online、Delete、Maintenance、Disconnect。以下のデバイスステータスアクションを参照してください。
  4. Filter
    フィルタを開いて特定のデバイス属性を検索します。
  5. Multi-select
    複数のデバイスでアクションを実行する場合は、マルチセレクトモードに切り替えます。
  6. Map View
    デバイスの位置が特定されたマップを表示します。マップマーカーオブジェクトの上にマウスを置くと、デバイスのステータスが表示されます。
[INFO]タブにリストされているデバイス属性(製造元、モデル番号、シリアル番号、およびファームウェアのバージョン)は、デバイスがループサーバーにデータを送信し始めると使用可能になります。

追加のデバイスの詳細は、「Explore a LoopCloud Device」を参照してください 。

デバイスステータスアクションとデバイスの削除方法

デフォルトでは、デバイスのステータスは[active]に設定されています。

  • Block
    デバイスがループサーバーにデータを送信するのをブロックします。現在、MQTTおよびRESTプロトコルはデータをブロックしないため、ポーリング・デバイスに対してのみ有効です。
  • Online
    デバイスを別の状態からオンラインに戻すと、ステータスはアクティブに変わります。
  • Delete
    デバイスを削除できます。削除ステータスはリアルタイムで変更されますが、LoopCloudからの実際の削除は24時間後に行われます。間違って端末を削除した場合は、完全に削除される前に戻すことが可能です。
  • Maintenance
    物理デバイスのメンテナンスがスケジュールされている場合、デバイスをメンテナンスモードに設定します。デバイスからのデータがない場合、アラートは送信されません。
  • Disconnect
    このアクションは、すべてのデバイスでサポートされていません。

Key-Value

[Key]タブは、複数のvalueを定義できます。

これは、一般にPOLLモデルで使用されます。これは、ウェブサービスが1つで、それが異なるパラメータで複数回呼び出される場合です。この場合、値をKey-Valueに入れ、値の代わりにキーを使用します。

Key-Valueを使用すると、deviceパラメータの実際のロジックを記述する必要はありませんが、事前に定義されたKey-Valueペアを使用して変更できます。

Keyを作成する

新しいkey名称を入力してADDボタンを押下します。

Valueを作成する

valueを追加したいkeyを選択した状態で(下画像ではTestNewKeyに鉛筆マークが表示されている)、右側のNewValueに値を入力し(下画像の場合はTestNewValueが値)、ADDボタンを押下します。

Value値はEncrypetdValueのチェックを入れることでマスク表示できます。

 

Valueを削除する

Valueの右側にある×ボタンを押下します。

  • 削除したValueは復元できません。

Keyを削除する

Keyの右側にある×ボタンを押下します。

  • Keyに設定されているValueも同時に削除されます。
  • 削除したKeyは復元できません。

Alerts

Alertsは、ユーザーが設定した特定のルールが満たされたときに受信できます。アラート通知は、ループダッシュボード、電子メールおよびサードパーティのウェブアプリケーションから表示できます(例:slack)。Triggersは、オブジェクトの各要素に対して設定できます。トリガーされると、アラート通知は定義されたソースに送信されます。プロジェクトページの[Incidents]タブには、生成されたアラートの一覧が表示されます。

1.[Configuration]タブの[Alerts]セクションに移動する

[Alerts]タブは、[Action list]と[Triggers]の2つのメインタブで構成されています。ユーザーは、通知を送信するアカウントを[Action list]に追加できます。しきい値とルールは、[Triggers]セクションで設定できます。

 

2.アクションを定義する

アクションを追加するには、addリンクまたは+記号をクリックします。

  • EMAIL、SLACK、WEBHOOK、PAGERDUTYのリストからアクションを選択します。
  • アクション名を定義します。
  • トリガーされた際に通知される電子メールアドレスを入力します。
  • 複数のメールをリストに追加できます。
  • Subject欄に電子メールの件名を入力します。
  • Message欄に送信するメッセージを入力してください。

3.デバイスタグを定義する

Triggersは、Devicesに設定しているTagsを設定できます。ユーザーは、[Device Mgmt]>[Devices]を開いて、登録済デバイスの[INFO]タブからデバイスタグを追加できます。

4.Triggerを定義する

新しいTiggerを追加するには、+をクリックします。

トリガー名を入力します。
[TRIGGER]タブでユーザーが定義したAction Listからアクションを選択します。
Device Tag Listからデバイスを選択します。(タグが定義されているデバイスはリストに表示されます)。
Messageを入力します。

5.RULESを定義する

デバイスの要素を測定するルールをここで設定できます。どのオブジェクト、インスタンス、測定されたリソース、および同じものの条件を定義します。
たとえば、このケースでは、温度値が10度を超えている場合は、事象をきっかけにして、指定された電子メールに通知を送信します。

6.Incidents

Incidentsは、プロジェクトセクションの下に表示されるタブです。
定義されたルールをきっかけに、電子メールが送信され、[Incidents]タブにインシデントが生成されます。
ユーザーは、以下のように[アクション]タブからインシデントを解決できます。解決またはトリガーされるたびに通知がユーザーに送信されます。

Auth

プロジェクトの左側にある[Auth]タブから認証方法の設定にアクセスできます。

認証設定を登録する

addリンクまたは+ボタンを押下して認証を作成できます。ドロップダウンリストから認証の種類を選択できます。

  • Basic Auth : Basic認証設定。
  • Header Auth : Autorizationヘッダーを利用した認証設定。
  • Query Key Auth : クエリキーによる認証設定。
  • OAuth2.0 : OAuth2.0の認可を利用した認証設定。

 

Basic Auth

Basic Authは、識別名称とそれに対するユーザー名とパスワードを設定します。

Header Auth

Header Authは、識別名称とそれに対するヘッダー名と値を設定します。

Query Key Auth

Query Key Authは、識別名称とそれに対するクエリキーと値を設定します。

OAuth2.0

OAuth2.0は、識別名称とそれに対するAuthenticate URL、Token URL、認証URLのクライアントIDとパスワードを設定します。

 

認証設定を削除する

  1. 削除したい認証設定の右側にあるActionの×印を押下します。
  2. 確認画面にてREMOVEボタンを押下します。
  • 削除した認証は復元できません。

Remote

projectのVPNに属しているLoopEdgeデバイスとクライアントPC一覧を表示しています。VPNを通して、世界中どこからでもLoopEdgeにアクセスできます。

ナビゲーションパネルのRemoteを選択してください。Device IDが設定されているものがLoopEdgeデバイスになり、空のものがクライアントPCです。

右上の「+」アイコンから、クライアントのNode IDを入力し、クライアントには、この画面に表示されているnetrowk-idを入力します。

LoopEdgeデバイスは、Device Managementでactivateを行うことでここに表示されます。