License

Licenseについて

LoopEdgeは試用版のLicenseのActivateで、15日間の利用が可能です。
製品版を購入するとLicense Keyが発行されるので、Keyを有効にすることで、製品版として扱えます。

FTP

LoopEdgeと同じネットワーク上のコンピューターに対して、FTP(File Transfer Protocol)を使ってCSVファイル形式でデータを転送できます。ファイルは、フラッシュドライブ経由で、ゲートウェイ上から利用できます。また、フラッシュドライブからファイルを読み取り、クラウドにデータ送信できます。

利用シーンとして想定されているのは、CSVファイルにデバイスのリストを
出力するシーンを想定しています。

LoopEdgeでユーザーを追加する

 

ファイルサーバーへの接続のために、ユーザーを追加します。ユーザー名を任意の名称で設定します。

パスワードが発行されます。パスワードは、後でリセットする事もできます。Closeで閉じます。

FTP Serviceを有効にする

 

FTP Service画面で、ServiceのStartボタンを押下してServiceを開始します。
トグルスイッチで、LoopEdge再起動時にサービスが自動的に開始されるように設定できます。

ユーザーはユーザーの横にあるトグルスイッチで有効/無効の設定ができます。

Models

LoopCloudのモデルとは何ですか?

ループクラウドでプロジェクトにデバイスを追加する前に、デバイスモデルを作成する必要があります。モデルはプロジェクト固有のものです。 
特定のプロトコルパラメーター設定を使用してデバイスがLoopCloudに接続するための通信チャネルを開始するには、デバイスモデルを作成する必要があります。標準プロトコルには、HTTP、HTTPS、MQTT、MQTTS、LWM2M、DTLSを使用するLWM2Mがあります。さらに、カスタムデータブロックを構成できます。追加のプロトコルの説明は次の場所にあります。

デバイス接続のためのプロトコル
ループおよびIoT標準準拠

モデルを構成するときは、定義済みのセットから選択します。設定パラメーターを持つJSONファイルをダウンロードして、このファイルを使用してデバイスを設定できます。また、デバイスに追加のキーと値のペアが必要な場合は、パラメーターを指定できます。
モデルがデバイスによって使用されている場合、モデルを削除できません。モデルを削除する前に、デバイスを削除する必要があります。

モデルタイプ

LoopCloudでは、以下のタイプがサポートされています。

  • EMBEDDED
    任意のデバイスまたはスクリプトにて、LoopCloudでサポートされているプロトコルを使用してデータを送信したり、管理コマンドを受信できます。組み込みシステムは、コンピューターが制御するデバイス(例えば、Raspberry PiやArduinoボードなど)で完全にカプセル化された特殊用途のシステムです。
  • LOOPEDGE
    LoopCloudに接続するためのLoopEdgeデバイスをサポートするモデル。このモデルはEMBEDDEDモデルに似ていますが、リモートアクセスやクラウドのアクティブ化など、LoopEdgeの統合機能が追加されています。
  • POLL
    デバイスを継続的にポーリングするためのモデル。ほとんどの場合、実際のデバイスではありません。いくつかのレガシーシステムでは、httpインターフェース(SOAPまたはREST)を使用して、デバイスからデータを収集できます。LoopCloudのPOLLモデルは、データを送信できないレガシーシステムやデバイスを統合する方法を提供します。POLLモデルにより、LoopCloudはそれらのレガシーデバイスからデータを取得できます。もう1つのユースケースはウェブサービスです。たとえば、Nestはサーモスタットからデータを取得できるウェブサービスを提供します。この場合、実際のデバイスへの直接接続はありませんが、LoopCloudはNestセンサーからデータを収集できます。他の例には、電気自動車充電ステーションまたはスマート・カーが含まれる。

プロジェクトのモデルを作成する

モデルを作成するときは、いくつかのオプションを選択できます。この「入門ガイド」では、基本的な設定について説明しています。

  1. LoopCloudウィンドウの上部にある会社名をクリックします。
  2. Projectsをクリックします。
  3. ナビゲーションパネルで、[Configuration] > [Models ]を選択します。
  4. LOOPEDGEタブを選択します。モデルの種類も参照してください  。
  5. New Modelをクリックします。
  6. Device Model Editorで、CONFIGタブを選択します。
  7. Model nameを入力します。
  8. PREDEFINED SETSからモデルを選択してそのJSONコードを表示するには、事前定義済みリストのチェックボックスをクリックします。
  9. [SAVE]をクリックします。

例)
この例は、MQTT TLS / SSL接続パラメーター選択用のJSONコードを示しています。

{
  "mqttHostName": "%MQTT_HOST%",
  "mqttSslPort": "%MQTT_SSL_PORT%",
  "mqttServerCA": "%MQTT_CA_CERT%",
  "mqttUserName": "%MQTT_USERNAME%",
  "mqttPassword": "%MQTT_PASSWORD%",
  "mqttClientId": "%MQTT_CLIENT_ID%",
  "mqttReqTopicName": "%MQTT_REQ_TOPIC%",
  "mqttRespTopicName": "%MQTT_RESP_TOPIC%",
  "mqttDataTopicName": "%MQTT_DATA_TOPIC%",
  "remoteNetwork": "%REMOTE_NETWORK%"
}

モデル画像を変更する

デバイスのモデルを簡単に識別するために、ベンダーのイメージなどの特定のグラフィックスファイルをアップロードしてプロジェクトのモデルに挿入できます。jpgやgifなどの標準的な画像フォーマットがサポートされています。
※一度画像を設定したら、画像の変更はできますが、画像無しにはできません。

  1. LoopCloudウィンドウの上部にある会社名をクリックします。
  2. Projectsをクリックします。
  3. ナビゲーションパネルで、[Configuration] > [Models ]を選択します。
  4. 更新するモデルを探し、モデルの下部にある小さなカメラのアイコンをクリックします。
  5. [SELECT IMAGE…]をクリックし、変更したいイメージ画像を選択します。
  6. UPLOADをクリックします。

モデルを削除する

モデル がデバイスによって使用されている場合、モデルを削除できません 。モデルを削除する前に、デバイスを削除する必要があります。
削除したモデルは復元できません。

  1. [LoopCloud]ウィンドウの上部にある[ 会社名 ]をクリックします。
  2. 左側のナビゲーションペインで、[ PlojectList ]をクリックします。
  3. 削除するプロジェクトをクリックします。
  4. ナビゲーションペインで、[ Models ]をクリックします。
  5. モデルを削除するには、削除するモデル の下部にあるゴミ箱アイコン をクリックします。
  6. ダイアログボックスの表示を確認し[REMOVE]をクリックします。

LDAP/AD Auth

LDAP(Lightweight Directory Access Protocol)とAD(Active Directory)認証を使って
LoopEdgeに接続できます。

下記は設定項目の一覧です。

General authentication provider settings

一般的な認証プロバイダーの設定項目です。

  • Name
  • Type

LDAP bindings settings

LDAPサービスログイン用の設定項目です。

  • Bind DN
  • Bind DN Password

LDAP group search settings

LDAPグループ検索設定項目です。各属性を設定できます。
検索Scopeは「base」「one」「sub」から選択できます。

  • Attribute for Group
  • Attribute for Name
  • Attribute for User
  • Filter
  • Search Base DN
  • Search Scope

LDAP host settings

LDAPのhost設定を行う項目です。
TLS(Transport Layer Security)を有効にした際はRoot CA(Certificate Authority)を登録します。

  • Host
  • Port
  • TLS(On/Off)
  • TLS Root CA

LDAP user settings

LDAPのユーザー設定項目です。

  • First Name
  • Last Name
  • Username
  • ID
  • Filter
  • Search Base DN
  • Search Scope

Createボタンを押下する事で、LDAPの設定を登録できます。

設定したLDAPはリスト表示され、Configureボタンで編集、Removeボタンで削除、
その他Up/Downボタンでリスト表示の順序を変更できます。

Remote Access

LoopEdgeのRemote Accessは、ソフトウエア定義のプライベートネットワークを使用して、世界中どこにいてもLoopEdgeにアクセスできるようにします。

LoopCloudの準備

  1. Modelを作成します
    • LOOPEDGEタイプで、LWM2M Bootstrap. Not secured connection parametersとMQTT TLS/SSL connection parametersが含まれるモデルを作成します
  2. Deviceを作成します
  3. DeviceをActivateします
  4. LoopEdgeのコードを入力します

注意: 3.と4.の手順は60秒以内に完了する必要があります

クライアントPCの設定

Loop RemoteAccess Appは弊社サポート窓口までご連絡ください。

  1. クライアントのNode IDをコピーします。
  2. LoopCloudのRemoteにNode IDを追加します。
  3. Network IDをコピーします。
  4. クライアントにNetwork IDを入力します。
  5. LoopEdgeのIPv6でアクセスできます。

LoopEdgeのIPアドレスはVPNのアドレスを指定します。ナビゲーションパネルのSystemのRemote Accessを選択します。IP Addressをコピーします。

ブラウザーのURL欄には、”[“と”]”で囲って入力してください。

Network

LoopEdgeデバイスにあるNICの設定を行うことができます。

ネットワーク設定の変更

  1. ナビゲーションパネルで、Systemをクリックし展開します。
  2. Networkを選択します。
  3. インターフェースを選択し、設定を行いUpdateをクリックします。
    • WAN – WAN接続を有効または無効にします。
    • IPv4 – デフォルトではDHCPになっていますが、Staticに変更できます。
    • IPv6 – デフォルトではautoですが、DHCPまたはStaticに変更できます。
    • Staticの場合は、CIDR(Classless Inter-Domain Routing)とGatewayのアドレスを入力する必要があります。

System

LoopEdgeを管理する次の機能があります。

  • Info
  • Network
  • Remote Access
  • Device Management
  • License

Info

LoopEdgeのゲートウェイリソースのステータスは、ナビゲーションパネルのSystemのInfoで確認できます。

プロジェクトの作り方

LoopCloudは、会社内の複数のprojectをサポートします。

projectを使用すると、特定のデバイスの管理を分離し、projectに含まれているデータを収集し、ユーザーとチームの役割を割り当て、データアクセス管理できます。プロジェクトダッシュボードは、デバイスステータスを可視化できます。

プロジェクトが設定されると、プロジェクトダッシュボードにプロジェクトの概要が表示されます。メッセージの統計的視覚化、デバイスの数、およびアラートとともに、サーバー側でどのサービスがアクティブであるかを表示します。ウィンドウの左側にあるナビゲーションパネルからさまざまなプロジェクト設定にアクセスできます。

プロジェクトを作成する

  1. ナビゲーションパネルで、ProjectListをクリックします。
  2. Projectsウィンドウで、New projectをクリックします。
  3. プロジェクトの作成ダイアログで、名前と説明を入力し、CREATEボタンを押下します。

     

     

 

  • プロジェクト名は英数字のみで、スペースや特殊文字は使用できません。
  • プロジェクト名はCompanyの中で一意である必要があります。
  • プロジェクト名は後から変更できません。
 

 

Projectsウィンドウで、新しく作成したプロジェクトをクリックして、プロジェクトダッシュボードを表示します。

 

プロジェクトを削除する

  1. CompanyのSettingsからPROJECTSタブを選択します。
  2. Project Listから削除したいプロジェクト名のごみ箱アイコンを押下します。
  3. 削除するプロジェクト名を入力し、DELETEボタンを押下します。
  • 削除したプロジェクト名は再利用可能です。

Device Management

デバイス管理の利用

デバイス管理はLoopCloudと、統合されたLoopEdge機能を管理します。デバイス管理を利用するのは以下のような用途で使用することを目的としております。

  • クラウド内のリモートアクセス用にLoopEdgeデバイスをアクティブにします。
  • LWM2M(Lightweight Machine to Machine)を使用して更新を取得します。
  • デバイスの再起動や工場出荷時リセットの実施などを行うために使用します。

Cloudのアクティベート

LoopCloudのデバイスのアクティブ化によって、コードを受け取る事で
次の事を実現できます。

  • LoopCloudと通信するためのLoopEdge-DataHub間の接続を作ります。
  • ユーザーが世界中のどこからでもリモート接続できるようにLoopEdgeデバイスを設定できます。

LoopEdgeのリモートアクセスについて詳しくはこちら

Statusについて

デバイスの接続ステータスには、左から順に最後のアクティビティ、最後のステータス変更、最後のメッセージ、最後のステータス、ステータスコードが記載されています。

ステータスコードは以下です。

ステータスコード 意味
0 Active
10 Connecting
20 Not Configured

 

Manageについて

LoopEdgeシステムでは、以下のデバイス管理機能を実施できます。

  • LoopEdge再起動
  • LoopEdgeを工場出荷時の設定に戻す
  • LoopEdgeのファームウェアのアップデート

Object Instancesについて

LoopEdgeシステムの詳細は、セキュリティ、サーバー、デバイスのカテゴリーでList表示されています。それぞれの情報はLWM2Mプロトコルを使用してデータの取得やクラウドから制御を行う事ができます。

 

 

カンパニーの作り方

Companyとは、他の団体(例えば会社やビジネス部門)のデータと分離した領域であり、これによってデータのセキュリティを確保できます。各々のCompanyには、それ自身のTeam、Project、データ収集とデバイス管理があります。

単一のCompanyとしても、複数のCompanyをビジネス部門として利用するようにも作成できます。

単一のCompanyを作成する

  1. ログインした直後にある、Companiesの下のメインメニューでNEWをクリックします。
  2. 一意のカンパニー名と関連する説明を入力します。
    LoopCloudは、カンパニー名に基づいて自動的にドメインを作成します。
  3. CREATEボタンを押下するとCompanyが作成されます。
  • カンパニー名は英数字で、ハイフン(-)のみが許可されています。
  • 重複するカンパニー名は禁止されています。
  • カンパニー名を後から変更できません。
  • 削除したカンパニー名で再度作成できません。
例)

First New Companyという名前のCompanyの場合です。

first-new-company.litmus.pro


作成されたカンパニー名を押下すると、LoopCloudウィンドウに遷移し、上部にドメイン名が表示されます。

 

その他のCompanyを作成する

マルチテナント環境では、クライアント企業ごとにCompanyを作成できます。
大きな組織では、Companyを使用してビジネスユニットを表せます。

  1. その他のCompanyを作成するには、ウィンドウの左上にあるLoopアイコンをクリックします。
  2. NEWをクリックし、カンパニー名と関連する説明を入力します。

カンパニーを削除する

削除したいCompanyを開き、左メニューのSettingsからCOMPANYタブを選択します。

右側画面の一番最下部にあるRemove Company欄のREMOVEボタンを押下します。

入力欄に削除するCompany名を入力、DELETEボタンを押下します。

  • 先に該当Companyに含まれるProjectを全て削除しておく必要があります。
  • 削除したカンパニー名で再度作成できません。