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LDE(Loop Data Enricher)

Loop Data Enricherは、レガシーまたはモダンなデータ構造のリアルタイムデータを、数回のクリックで標準化されたデータ構造に変換します。 Loop Data EnricherはLoop Cloudと緊密に統合されており、古いデバイスを最新のプラットフォームに移行できます。

IoTプロジェクトに余分なETLツールを必要とせずに、ドラッグ&ドロップインタフェースを使用して、データフォーマットとモデルを即座に再構築します。 フル・スタンダード・データ・モデルのマーケットで2G、3G、4Gの帯域幅を節約しながら、セキュリティとACLはデフォルトで実装されています。 Loop Data Enricherは、多くの異種システムからのデータを集約し、正規化するために不可欠です。

利用時はONに設定します。

LDEの概要は「Loop Data Enricher Overview」を参照してください。

LLM(Loop License Manager)

Loop License Managerは、LoopEdgeデバイスのライセンスキーを生成し、オフラインのアクティブ化/非アクティブ化を実行します。

現在のところ、一般のユーザーは使用できません。

LI(Loop Insight)

LoopInsightは、内部サービスプロバイダまたはエンドユーザが直面する複雑な視覚化および分析を可能にします。

利用時はONに設定します。

LIの詳細は「LoopInsightの特徴」を参照してください。

Device Mgmt

 ProjectsにDevicesを追加する

各プロジェクトは、デバイス管理用のコンテナとして機能します。デバイスをプロジェクトに追加すると、ユーザーがプロジェクト内でアクセスできるデバイスのグループが作成されます。

デバイスを簡単に設定し、LoopCloudプラットフォームに登録できます。 リアルタイムのデバイスデータとパフォーマンスを表示できるLoopプラットフォーム内にデバイスの設定と登録をします。このプラットフォームでは、デバイスを有効、無効、最新のファームウェアに更新できます。個々のデバイスをプロビジョニングしたり、ブートストラップと登録メカニズムを使用して、デバイスをプラットフォームに一括展開できます。

DeviceMgmtによるDevicesの追加

Devicesには、Single、Bulk、およびDemoDeviceの3つのオプションがあります。この「スタートガイド」の目的のために、Singleを使用することをお勧めします。

  1. ナビゲーションパネルで、[Project List]をクリックします。 
  2. 更新するプロジェクトを選択します。
  3. ナビゲーションパネルで、[Device Mgmt] > [Devices]を選択します。
  4. [Devices]ウィンドウの右上にある[Single deployment]オプションをクリックします。
  5. [デバイスモデルの選択]ウィンドウで、モデルタイプのタブをクリックします。
      • EMBEDDED
        任意のデバイスまたはスクリプトにて、LoopCloudでサポートされているプロトコルを使用してデータを送信したり、管理コマンドを受信できます。組み込みシステムは、コンピューターが制御するデバイス(例えば、Raspberry PiやArduinoボードなど)で完全にカプセル化された特殊用途のシステムです。
      • LOOPEDGE
        LoopCloudに接続するためのLoopEdgeデバイスをサポートするモデル。このモデルは組み込みモデルに似ていますが、リモートアクセスやクラウドのアクティブ化など、LoopEdgeの統合機能が追加されています。
      • POLL
        デバイスを継続的にポーリングするためのモデル。ほとんどの場合、実際のデバイスではありません。いくつかのレガシーシステムでは、httpインターフェース(SOAPまたはREST)を使用して、デバイスからデータを収集できます。LoopCloudのポールモデルは、データを送信できないレガシーシステムやデバイスを統合する方法を提供します。ポーリングモデルにより、LoopCloudはそれらのレガシーデバイスからデータを取得できます。もう1つのユースケースはウェブサービスです。たとえば、Nestはサーモスタットからデータを取得できるウェブサービスを提供します。この場合、実際のデバイスへの直接接続はありませんが、LoopCloudはNestセンサーからデータを収集できます。他の例には、電気自動車充電ステーションまたはスマート・カーが含まれます。
  6. Device Model Selectウィンドウで、展開するモデルをクリックします。特定のプロトコルのモデルを見つけるには、右側のフィルタを使用します。

    必要なモデルプロトコルが表示されない場合は、[Configuration] > [Models]を選択してモデルを作成します。デバイスモデルの作成を参照してください  。

  7. CONTINUEをクリックして現在の設定ファイルをダウンロードし、デバイスを展開します。このファイルには、デバイスパラメータを設定するために使用できるJSONスキーマが含まれています。

Modelsからdevicesを追加する

次の手順は、「デバイス管理によるデバイスの追加」にリストされている手順の代替方法です。

  1. ナビゲーションパネルで、[ Project List ]をクリックします。 
  2. 更新するプロジェクトを選択します。
  3. ナビゲーションパネルで、[Configuration] > [Models]を選択します。 
  4. ウィンドウの上部にあるモデルタイプ、EMBEDDED、LOOPEDGE、またはPOLLをクリックします。
  5. 目的のモデルを探し、モデル内のプラス記号(+)をクリックします。

    必要なモデルプロトコルが表示されない場合は、「Configuration」>「Models」を選択してモデルを作成します。モデルの作成参照してください。
  6. CONTINUE  をクリックして現在の設定ファイルをダウンロードし、デバイスを展開します。このファイルには、デバイスパラメータを設定するために使用できるJSONスキーマが含まれています。 

デバイスが[Dashboard:Device Mgmt] > [Devices]に表示されます。

Devices Dashboardの紹介

ダッシュボードの特徴や機能を以下の例で紹介します。

デバイスダッシュボードの例)

  1. Device ID
    これはシステム生成のデバイス識別子です。このリンクをクリックすると、次のタブ・ページ(INFO、MAP、EXPLORE、RAW、MQTT、LOG)に表示されるデバイス属性および詳細を調べることができます  。
  2. Status
    デバイスのステータスはマウスオーバーツールチップで表示できます。
  3. Action
    デバイスのステータスを変更します。Block、Online、Delete、Maintenance、Disconnect。以下のデバイスステータスアクションを参照してください。
  4. Filter
    フィルタを開いて特定のデバイス属性を検索します。
  5. Multi-select
    複数のデバイスでアクションを実行する場合は、マルチセレクトモードに切り替えます。
  6. Map View
    デバイスの位置が特定されたマップを表示します。マップマーカーオブジェクトの上にマウスを置くと、デバイスのステータスが表示されます。
[INFO]タブにリストされているデバイス属性(製造元、モデル番号、シリアル番号、およびファームウェアのバージョン)は、デバイスがループサーバーにデータを送信し始めると使用可能になります。

追加のデバイスの詳細は、「Explore a LoopCloud Device」を参照してください 。

デバイスステータスアクションとデバイスの削除方法

デフォルトでは、デバイスのステータスは[active]に設定されています。

  • Block
    デバイスがループサーバーにデータを送信するのをブロックします。現在、MQTTおよびRESTプロトコルはデータをブロックしないため、ポーリング・デバイスに対してのみ有効です。
  • Online
    デバイスを別の状態からオンラインに戻すと、ステータスはアクティブに変わります。
  • Delete
    デバイスを削除できます。削除ステータスはリアルタイムで変更されますが、LoopCloudからの実際の削除は24時間後に行われます。間違って端末を削除した場合は、完全に削除される前に戻すことが可能です。
  • Maintenance
    物理デバイスのメンテナンスがスケジュールされている場合、デバイスをメンテナンスモードに設定します。デバイスからのデータがない場合、アラートは送信されません。
  • Disconnect
    このアクションは、すべてのデバイスでサポートされていません。

Key-Value

[Key]タブは、複数のvalueを定義できます。

これは、一般にPOLLモデルで使用されます。これは、ウェブサービスが1つで、それが異なるパラメータで複数回呼び出される場合です。この場合、値をKey-Valueに入れ、値の代わりにキーを使用します。

Key-Valueを使用すると、deviceパラメータの実際のロジックを記述する必要はありませんが、事前に定義されたKey-Valueペアを使用して変更できます。

Keyを作成する

新しいkey名称を入力してADDボタンを押下します。

Valueを作成する

valueを追加したいkeyを選択した状態で(下画像ではTestNewKeyに鉛筆マークが表示されている)、右側のNewValueに値を入力し(下画像の場合はTestNewValueが値)、ADDボタンを押下します。

Value値はEncrypetdValueのチェックを入れることでマスク表示できます。

 

Valueを削除する

Valueの右側にある×ボタンを押下します。

  • 削除したValueは復元できません。

Keyを削除する

Keyの右側にある×ボタンを押下します。

  • Keyに設定されているValueも同時に削除されます。
  • 削除したKeyは復元できません。

Alerts

Alertsは、ユーザーが設定した特定のルールが満たされたときに受信できます。アラート通知は、ループダッシュボード、電子メールおよびサードパーティのウェブアプリケーションから表示できます(例:slack)。Triggersは、オブジェクトの各要素に対して設定できます。トリガーされると、アラート通知は定義されたソースに送信されます。プロジェクトページの[Incidents]タブには、生成されたアラートの一覧が表示されます。

1.[Configuration]タブの[Alerts]セクションに移動する

[Alerts]タブは、[Action list]と[Triggers]の2つのメインタブで構成されています。ユーザーは、通知を送信するアカウントを[Action list]に追加できます。しきい値とルールは、[Triggers]セクションで設定できます。

 

2.アクションを定義する

アクションを追加するには、addリンクまたは+記号をクリックします。

  • EMAIL、SLACK、WEBHOOK、PAGERDUTYのリストからアクションを選択します。
  • アクション名を定義します。
  • トリガーされた際に通知される電子メールアドレスを入力します。
  • 複数のメールをリストに追加できます。
  • Subject欄に電子メールの件名を入力します。
  • Message欄に送信するメッセージを入力してください。

3.デバイスタグを定義する

Triggersは、Devicesに設定しているTagsを設定できます。ユーザーは、[Device Mgmt]>[Devices]を開いて、登録済デバイスの[INFO]タブからデバイスタグを追加できます。

4.Triggerを定義する

新しいTiggerを追加するには、+をクリックします。

トリガー名を入力します。
[TRIGGER]タブでユーザーが定義したAction Listからアクションを選択します。
Device Tag Listからデバイスを選択します。(タグが定義されているデバイスはリストに表示されます)。
Messageを入力します。

5.RULESを定義する

デバイスの要素を測定するルールをここで設定できます。どのオブジェクト、インスタンス、測定されたリソース、および同じものの条件を定義します。
たとえば、このケースでは、温度値が10度を超えている場合は、事象をきっかけにして、指定された電子メールに通知を送信します。

6.Incidents

Incidentsは、プロジェクトセクションの下に表示されるタブです。
定義されたルールをきっかけに、電子メールが送信され、[Incidents]タブにインシデントが生成されます。
ユーザーは、以下のように[アクション]タブからインシデントを解決できます。解決またはトリガーされるたびに通知がユーザーに送信されます。

Auth

プロジェクトの左側にある[Auth]タブから認証方法の設定にアクセスできます。

認証設定を登録する

addリンクまたは+ボタンを押下して認証を作成できます。ドロップダウンリストから認証の種類を選択できます。

  • Basic Auth : Basic認証設定。
  • Header Auth : Autorizationヘッダーを利用した認証設定。
  • Query Key Auth : クエリキーによる認証設定。
  • OAuth2.0 : OAuth2.0の認可を利用した認証設定。

 

Basic Auth

Basic Authは、識別名称とそれに対するユーザー名とパスワードを設定します。

Header Auth

Header Authは、識別名称とそれに対するヘッダー名と値を設定します。

Query Key Auth

Query Key Authは、識別名称とそれに対するクエリキーと値を設定します。

OAuth2.0

OAuth2.0は、識別名称とそれに対するAuthenticate URL、Token URL、認証URLのクライアントIDとパスワードを設定します。

 

認証設定を削除する

  1. 削除したい認証設定の右側にあるActionの×印を押下します。
  2. 確認画面にてREMOVEボタンを押下します。
  • 削除した認証は復元できません。

Remote

projectのVPNに属しているLoopEdgeデバイスとクライアントPC一覧を表示しています。VPNを通して、世界中どこからでもLoopEdgeにアクセスできます。

ナビゲーションパネルのRemoteを選択してください。Device IDが設定されているものがLoopEdgeデバイスになり、空のものがクライアントPCです。

右上の「+」アイコンから、クライアントのNode IDを入力し、クライアントには、この画面に表示されているnetrowk-idを入力します。

LoopEdgeデバイスは、Device Managementでactivateを行うことでここに表示されます。

Incidents

ナビゲーションパネルのAlertsで設定したルールに従ってdeviceが異常状態になると、新しいインシデントが作成され、通知が送信されます。

ナビゲーションパネルのIncidentsを選択すると、発生したインシデントの状態が表示されます。

Events

company内のprojectで行った操作を一覧表示します。例えば、新しいprojectを追加や、新しいdeviceを追加などです。

ナビゲーションパネルのEventsを選択すると、表示されます。

Backup/Restore

現在のLoopEdgeの構成設定をjson形式で保存します。
また、Backupデータを読み込んで設定をRestoreします。

Backup

現在のLoop Edgeの設定をjson形式で保存します。

  1. ナビゲーションパネルのSystem – Backup/Restoreを選択します。
  2. Backup/Restore Configuration内のBackupボタンを押下します。
  3. 自動的に設定がバックアップされたjsonファイルが、操作しているパソコン上にダウンロードされますので、ファイルを保管してください。

BackupされるJsonについて

生成されるjsonデータは大きく以下に分かれて生成されます。

  • 認証情報
  • デバイスマネージメント情報
  • Datahub設定
  • マーケットプレイス情報
  • Flows情報

Restore

Backupデータを読み込んで設定をRestoreします。

  1. ナビゲーションパネルのSystem – Backup/Restoreを選択します。
  2. Backup/Restore Configuration内のRestoreボタンを押下します。
  3. ファイル選択画面にて、バックアップしておいたjsonファイルを指定し、開きます。
  4. 警告画面が出ますので、Restoreを実行するにはOKを押下します。

    Loading画面が表示されます。このまま待ちます。
  5. Restoreが完了したら、Upload Successfullyの画面がでます。LoopEdgeの再起動をしていますので、少し待ってから、ブラウザー画面を再読み込みします。

Status

LoopEdgeで使える各種APIやUIのステータスとオンライン/オフライン状態を確認できます。

確認できる情報一覧

API

  • DataHub
  • Device Management
  • Authentication
  • DeviceHub
  • Marketplace
  • FTP

UI

  • LoopEdge