Alert通知

このalert設定は、LoopEdgeからLoopCloudへ渡ってきたデータを判定してEmailへalert通知させるサンプルです。

設定は、LoopCloudとLoopEdge両方に行う必要があります。

※設定が完了するとEmailによる通知がされますので、試した後は、必ず動作の停止をしてください。

  • LoopCloud側への設定
    LoopEdgeとの接続口になるModelを作成します。
    アラート通知(Email)の設定を行います。
  • LoopEdge側への設定
    LoopCloudとの接続設定やFlowへの設定を行います。

LoopCloud側への設定

1.LoopEdgeとの接続口になるModelを作成します。

ナビゲーションパネルのConfiguration-ModelsからModelを新規作成します。

「MQTT plain TCP connection Parameters」を選択して、SAVEボタンを押下します。
ナビゲーションパネルのDevuce Mgmt-Devicesを開き、右上部Singleを押下します。
先ほど作成したModelを選択します。
Model内は自動的に値が設定されたConfigが表示されます。
そのままCONTINUEボタンを押下します。
このModelの設定が記述されているJSONファイルが自動的にダウンロードされます。
このJSONはLoopEdge側への設定で使用します。

1-2.alert通知設定を行います。

ナビゲーションパネルのAlertsを選択します。
Action Listの右上部の+ボタンを押下します。
Add action画面にて、以下の値を設定してSAVEボタンを押下します。

・Action Template にEmailを設定
・Action Nameに「test action」を設定(任意の名称)
・Enter email 通知先のメールアドレス

 

Trigger Listの右上部の+ボタンを押下します。
Edit trigger画面のTRIGGERタブに以下の値を設定します。

ROULESタブを選択して、以下の値を設定し、SAVEボタンを押下します。

・Nameに「test Trigger」を設定(任意の名称)
・Activeチェックボックスをオンに指定
・Action Listに「test action」を設定
・Device Tag Listに「alert_tag1」を設定
・Subjectに「alert mail」(任意の件名)を設定
・Messageに「Warning! Check the alert.」(任意のメッセージ)を設定

2.LoopEdge側への設定

  2-1.LoopCloudとの接続設定を作成します。

DataHubを開き、画面上部のCloudConnectorsにて+ボタンを押下します。
Add Connector画面にてUpload JSONボタンを押下し、1-5のJSONファイルを読み込みます。
Name欄に任意の名前を設定し、Createボタンを押下します。

2-2.Flowのノードへ設定するTopicsを作成します。

DetaHubを開き、画面下部のTopicsにて+ボタンを押下します。
CloudConnectorsに作成した2-1で作成した接続先を設定し、Createボタンを押下します。

2-3.LoopFlowsへの設定

各ノードの説明

(1)Start(inject node
一定間隔で当該フローを実行するためのノードです。
手動で実行したい場合や一定間隔で当該フローを実行したい場合に使用するノードですので、PLC機器からのデータが接続されるような場合は不要です。
15秒間隔で実行するように設定しています。

(2)Create : Dummy data(function node
Demo動作用の温度のダミーデータを作成するためのノードです。
PLC機器からのデータが接続されるような場合は不要です。
温度のダミーデータを作成するコードを記述しています。

(3)Change : format1(function node
Create : Dummy dataノードにて作成した温度のダミーデータをLoopCloud側が認識できる書式へ変換するためのノードです。

(4)Change : Format2(json node
Create : Dummy dataノードにて作成した温度のダミーデータをLoopCloud側が認識できる書式へ変換するためのノードです。

(5)Connect : to LoopCloud(Datahub Publish node
作成したデータを指定したTopicへ保存します。
ノードの設定には、2-2で指定した名前を設定します。仮で「to_LoopCloud」と設定しています。

(6)Dump : data(debug node
受け取ったデータをdebug tabに出力します。

フロー設定
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